タイ東北部視察!
早朝に起きて朝第一便の格安航空機で東北部ウボンラチャタニーまで。
さすがに格安!飛行機から歩いて行く。
タイスマートライフ社という有機栽培で米を栽培している会社の田んぼを見学。
阿部社長、田んぼを見るといもたってもいられず田んぼに一目散に駆け寄る。
稲を抜いて根の状態を確認。いい感じで育っていました。
この地域は有機栽培をするために昨年から新たに開田されたところでした。
日本では開田が禁止されているし、有機栽培のできる圃場は限りられています。
有機栽培のために開田をするという感覚は日本の農家にはありません。
驚きです!
早朝から田んぼの視察で朝食を取れたのが昼前・・・。
典型的なタイの田舎町の食堂で食べました。
タイスマートライフ社のクルラポーン社長の案内で、
ナコンサワン県にあるお寺が行なっている農民の種子銀行を視察。
150種類の地元の伝統品種を寺と農民が守っていました。
ビックリしたことに、ゴマ粒よりも小さな米もありました。
タイ米というと長粒種を思い浮かべますが、
ジャポニカ種よりも小さな粒の米が在来種として種子保存されているとは・・・。
驚きでした。
遺伝子を調べてみたい・・・。
お寺が中心となって貧しい農民へ種子を提供しながら、
在来品種を守っていることに感動を覚えました。
新潟はコシヒカリが8割。残り親などにもコシヒカリ遺伝子が入っている交配品種。
全く違う性質の米を残しているのは素晴らしいことです。
お寺を後にして、
タイスマートライフ社が契約している有機栽培農家を見学に・・・。
牛の糞尿をまく農家・・・。
臭いは思ったほどきつくありませんでした。
米のあとに野菜を作るなど輪作体系で栽培しているとのこと。
気温30度を越していましたが野菜たちは元気に育っていました。
乾季だからこのような状態ですが、雨季になるとどうなのだろう。
病気に害虫・・・。
駆け足で、タイスマートライフ社の発芽玄米工場に・・・。
なんと、「ライスバレー歓迎」の横断幕が・・・。
タイの人達は客人をもてなすのが上手です。
クルラポーン社長よりタイスマートライフ社の説明とプロモーションDVDを拝見しました。
後で知ったのですが、この会議の席にナコンサワン県知事が来られていました。
タイスマートライフ社のお米を使ったスイーツ。
あざやかな色にお米を染めて一口サイズでとても甘い。
暑くて体力の消耗の激しいタイでは、
このとても甘いスイーツがとってもあいました。
夕方の便でバンコクへとんぼ返り・・・。
3日間分ぐらいの過密スケジュールをこなしました。