様々な農法
無農薬栽培
無農薬栽培とは、農薬・化学肥料を使用しないで栽培する方法です。
- 米ぬか栽培
米ぬかペレット(米ぬかをペレット状に加工したもの)を田植え後、田んぼに撒きます。米ぬかペレットは、水の中でふやけ、水が濁りトロトロ層が雑草の発生を抑えます。米ぬかには、栄養も含まれており、肥料としても役立ちます。問題点として、米ぬかを撒くタイミングが難しく効果が弱くなる場合があり、雑草が多く発生してしまう恐れがあります。 - 紙マルチ栽培
専用の田植え機で紙マルチを敷きながら苗を植えます。紙が敷いてある場所には、太陽の光が届かない為、雑草の発生を抑えることができ、2ヶ月程度で紙マルチは分解されてしまいます。その為、廃棄物がでないので環境にやさしいです。 問題点として、紙マルチ栽培を長く続けていると微生物などが多く発生し、紙マルチの分解を早め効果が半減してしまい雑草が多く現れます。コストもかかります。 - マガモ栽培
マガモは田んぼの中を泳ぎ水を濁らせ、雑草を突き、雑草の発生を抑えます。稲についている虫も食べてくれます。 問題点として、管理が大変難しく、餌をやりすぎるとマガモがサボってしまい雑草が発生してしまいます。狸などの動物に食べられてしまったり、逃げられたりするのでコストもかかります。 - チェーン除草
田植後、棒や機会にチェーンを付け、深水の田んぼで引っ張る事で雑草の芽を物理的に退治。 稲はチェーンに引っ張られても柳の葉のごとくしなり抜けません。
【家政大生も挑戦しました。】 - 手取り除草
米作りで一番つらい作業。昔の農家はみんな手で草を取っていました。学生が草を取っていると楽しそうです。 - 除草機
稲の間を、昔ながらの手押し除草機を押して雑草を水中に閉じ込めます。
減農薬栽培
農林水産省のガイドライン表示に基づき、栽培を行っています。また、稲刈り後に出た稲わら・籾殻・米ぬかなども田に還し、土づくりと循環型農業に努めています。