[最高を超える山田錦プロジェクト 2024] 6回目の挑戦で初の予審通過2名

リゾケア(直播)、マイコス次世代の農法で挑む!

〇 10年目の新潟山田錦の挑戦! 〇

今月 19 日に山口県岩国市の旭酒造(株)精米工場で行われた「山田錦プロジェクト 2024」(主催:旭酒造)で全国から 94 名の出品があり、機械判定(1 次審査)で選ばれた 29 名が予審に進み、新潟から応募して 2 名が見事に予審通過の 7 名に選ばれました。予審を通過により 300万(60 俵)が確定し結審に進みました。

翌日は結審が行われグランプリ(3000 万円)、準グランプリ(1000万円) の結果は 1 月 12 日に東京の帝国ホテルで発表されます。予審を通過した農地所有適格法人(株)和(見附市:代表本間和幸さん)、石橋一寛さん(長岡市)の 2 名もグランプリに輝くチャンスが十分にあります。

〇 目指すは世界一の山田錦 〇

「最高を超える山田錦プロジェクト」の審査基準は「獺祭がほしい山田錦」で、従来の農産物検査法による等級検査の基準とは全く違います。酒づくりに最適な米と等級検査では乖離があります。その乖離を縮めた山田錦を獺祭は求めていま
す。具体的には純米大吟醸に適した高度精米に耐える山田錦です。

まさにこのコンテストはマーケットインです。新潟の生産者にはない視点を求められます。そのために第 1 回~5 回まで挑戦しても機械判定さえも通過しない惨状でした。

新潟県山田錦協議会で何度も勉強会、実地研修、そして、スマート農業を取り入れ研鑽し、「蔵が求める山田錦」にやっと一歩近づくことができました。

世界戦を繰り広げる獺祭に認められた米を育てられることが「新潟の米が世界に羽ばたく」ことになると確信しています。
地球環境の変化で従来のコシヒカリ産地の命運は風前の灯火の中で、「新潟はどんな米を栽培しても日本一」であることを証明することが、新潟県山田錦協議会の役目と自認しています。

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