「サンキューまつり」で米粉シュークレープ完売!
コラボしているガトウ専科は、51年前から「サンキューまつり」と銘打って1個39円のシュークリームを極寒の2月に販売しています。真冬にシュークリームをもとめて並ぶ長蛇の列は長岡の風物詩になっています。
毎年、160~180万個も販売するので、長岡市の人口が30万人弱なので、一人当たり5個以上食べれてる計算になるお化けまつりです。
昨年は50周年記念として11月に「シュー皮米粉100%のシュークリーム」を白藤プロジェクトとコラボで開発して、1ヶ月間で72万個を販売しました。初の米粉シュークリームですが、小麦粉と違った食感が大好評でした。
今年の11月も米粉シュークリームの「サンキューまつり」を1ヶ月間行っています。今年はカスタードクリームにも米粉を使用(卵、バター使用)しました。
そして、先月末に泉田知事に試食して頂いた「米粉シュークレープ」(小麦・乳・卵、不使用)も3日間の限定で販売!プロジェクト88の学生たちとのコラボがいよいよ地元長岡で楽しめます。
サンキューまつりの朝は早い。取材のテレビクルーとガトウ専科の工場で待ち合わせをしたのが朝の6時。朝靄にけむる工場は既にフル稼働状態。1日3万個の米粉シュークリームの他にも様々な洋菓子を作らなければならず、工場内は戦争状態!
米粉は攪拌が難しいらしい・・・。
次から次へと作る。1日3万個以上シュークリームを作るから大変!
使用する米粉の前でインタヴューに答える松井社長。
10時のオープン前には長蛇の列が・・・。
長岡の市民は我慢強い・・・。いつもは閑散として人通りがない大手通に行列。
米粉の生産者の皆さんも応援に駆けつけました。
米粉シュークリームは店内で販売します。1日3万個販売予定。ですから、3000箱分!
米粉シュークレープは店頭で販売。1日で3個入り、5個入り各120箱を限定販売。
正直なところ米粉シュークレープは「売れないだろうな・・・」と松井社長と話していました。
しかし、蓋を開けたらオープンから1時間半で1日の予定数量を完売!
しかも、「孫がアレルギーで」「神奈川県のこども病院まで治療に行っている」など続々といらっしゃる。
東日本大震の影響で新潟県に避難している「赤ちゃん一時避難プロジェクト」でアレルギー児を発見したときと同じ感覚です。
やはり、多くの食物アレルギー患者が長岡でも暮らしているのだと実感。
松井社長と米粉でバリアフリーなスイーツを開発する社会的な意義を再確認したサンキューまつりでした。