やっぱり!春陽ピンチ!
今年から上越市の2名の生産者に春陽を栽培をお願いしました。
しかし、「芽がよく出ない・・・」との連絡受け、
急遽、上越へ車を走らせました。
春陽は芽がでずらく、10年来栽培してる阿部社長でも苦労しています。
この苗の状態では予定面積を田植えすることは不可能・・・。
生産調整(減反)枠の加工用米での栽培。これは困った・・・。
胸騒ぎがして、もう一人の生産者に電話すると、
「春陽の苗がよくでいない」とかなりお怒り様子。
あわてて生産者と二人で見に行く事に・・・。
苗の状態を確認に苗場に見に行くと手前には見事なコシヒカリの苗。
その奥で発芽が悪い春陽の苗が・・・。
それでも、中苗まで育てれば十分田植えにたえられそうでした。
春陽の様に特殊なお米の栽培は非常に難しい。
そして、失敗しても他の米に取替がきかないのでリスクも高い。
来年に向けて課題を残す春陽の作付になりました。
発芽率が悪いのは「種取りのタイミング」なのか、
「原種から種が変性したのか」はたまた「種籾浸せきの段階でカビてします」のか・・・。
原因を追求したいと思います。