足踏み脱穀にワラヒモづくり!
「米追求コース」の担当は、先週末の「秋の白藤強化合宿」に参加した高橋さん、鮫島さん、背尾さんの3名が担当。合宿で見事にワラジ作りを体得し自信満々で授業に臨みます。
自慢の手作りワラジとモンペで授業開始!
3~4時間目の2コマの授業を頂戴しましたが、実質80分ぐらいしかないので、「ワラジ」づくりは断念しました。せっかく合宿でワラジが作れるようになったので作り方だけでも小学生に伝えようと塚原さん(1年)が一晩でワラジ作成マニュアルを書き上げてくれました。
わかりやすいイラストでビックリ!徹夜作業お疲れ様でした。
9月に刈取りとって教室ではざかけにして干していた藁の束を、新潟から持ってきた「足踏み式脱穀機」にかけます。担当は白藤プロジェクトの「なでしこジャパン」の異名をもつ背尾さん。この足踏みはかなりの重労働。加えて、しっかり稲の束を掴んでいないと脱穀に藁ごと巻き込まれてしまい危険です。
脱穀した籾を「籾摺り」をして玄米にします。この時に使うのが、なんと「金ザル」と「ソフトボール」!
力の限りソフトボールで金ザルを擦ります。すると、籾が二つに分かれて玄米が現れます。十分に擦ったら金ザルを振って籾殻を飛ばして選別をします。
脱穀した藁の束を木槌で叩いて柔らかくします。合宿で藁たたきに情熱を燃やした鮫島さんが担当。
叩いた藁を紐にします。「わらじ作りは任せて!」と自信たっぷりの高橋リーダーが担当。
「アッ」という間の80分でした。脱穀等で中庭がかなり汚れましたが、全員で協力をして清掃をしました。
中野区は福島県に学習施設を持っていたそうですが、東日本大震災で建物が被災して利用できなくなったそうです。福島の施設に学習に行くと地元のご老人達から「わら細工づくり」を教えて頂いていたそうですが、今年はできませんでした。
経験豊かな福島のご老人のように上手にはできませんでしたが、5年生と協力をして「米追求コース」を終えられました。