春が到来! 苗ピンチ!春陽 編

農林水産省のスーパーライス計画で誕生した新潟県上越市生まれの
「春陽」(しゅんよう)という低グルテリン米を、
10年前よりエコ・ライスの阿部社長は栽培しています。
「春陽の苗の芽が出ない。見に来てくれ!」
と阿部社長から会社に電話。あわてて見に行くことに・・・。
春陽の苗
確かにまばらにしか芽がでていない・・・。
コシヒカリの苗
隣のビニールハウスのコシヒカリの苗はグングン生長している。
春陽は、「はんぶん米」の原料米。
阿部社長は3haも春陽を栽培してる。
もし、失敗してしまったら「はんぶん米」が作れない!
田んぼに阿部社長に会いに行くと・・・。
ブロードキャスター2
トラクターにつけたブロードキャスター(肥料散布機)で有機肥料を散布していました。
春本番です。
ブロードキャスター1
新品のトラクターが泥まみれになりながら散布を続けます。
まばらにしか発芽しなかった春陽・・・。
雪で農作業が遅れているので種を蒔き直す時間的な余裕はありません。
このまま、まばらな苗を太く大きく育てて、
中苗の大きさで、欠株覚悟で田植えをすることにしました。
自然相手の農業は計画通りに行きません。