用水路の伐採に思う

会社の前を流れる用水路に木が繁殖しました。本来、用水路を管理している土地改良区か地元生産者が管理しています。しかし、生産者から「伐採をしてもらえないか」と切実な依頼。

そこで、会社の男性3名で伐採をしました。作業をしながら感じたのは農業のインフラがかなり深刻なダメージを受けている現実。10年前ならば用水路の管理地に気が生い茂るなんて考えられませんでした。それほど、人手が高齢化し管理できなくなっている証拠です。

水田は日本の食料を生産する言わば安全保障の役割を務めています。今まではその安全が保障されていましたが、守る生産者が激減し高齢化しています。伐採をしながら田んぼと田んぼを維持させる用水路などのシステムは消費者も一緒に守らなければならないと思いをはせました。

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