ホリカフーズで「食」を考える!
酒仕込が終了し、最後の目的地は雪深い魚沼市を目指し出発。
OG、4年生が加わり、バスはすし詰め状態。29名定員のバスは満員御礼。
しかも、一泊二日にもかかわらず大きな荷物が邪魔で邪魔で・・・。
魚沼市に近づくと雪はまだ2m以上残り、街のあちこちが雪の壁で閉ざされています。
越後鶴亀は海岸に近い場所に位置するので雪は少なく、同じ新潟県でも雪の降る量の違いに驚く!
ホリカフーズ㈱の別府取締役は新潟大学の客員教授、日本防災士会常任幹事、歯学博士など「食」の専門家であり、商品開発のエキスパートです。
エコ・ライスとは、NICO防災研でご一緒させて頂き、厚かましくも講義をお願いしました。
「介護食」「治療食」「災害食」のエキスパート企業で商品開発力が抜群。
東日本大震災の影響で、全国から注文が殺到して製造が全く追いつかない貴重な災害食「レスキューフーズ」を、
学生のために確保して頂きました。腹減らしの学生に試食しながらの講義となりました。
「カレー」「牛丼」「ビーフシチュー」の3種類。
箱からパックごはん(賞味期限3年半)とレトルト具材を取り出し、
袋に入れ発熱剤と水を入れて温める。
発熱剤が急速に反応して物凄い勢いで発熱し蒸気が立ち上がる。
出来上がったビーフシチュー。とても災害時の非常食と思えない。
しかも、美味しい!!被災したときに食べたい。
酒仕込から昼食をとらずにホリカフーズまで来て、
お腹がすいていたのは確かですが、全員ガチ喰い。温かいし美味しい!
目からウロコがポロリ落ちました。
別府取締役、スタッフのお二人、土曜日にも関わらず学生達のためにお時間を頂戴し、
誠にありがとうございました。
大学では学ぶことのできない実学を学べた2日間でした。
ボランティアで皆様にご協力頂いたご恩は、
学生達が社会人となり食育の道を歩み、次の世代を育てていくことでお返しをしたいと思います。
これからも白藤プロジェクトを応援をお願い致します。
ありがとうございました。