学校実習田育ちの酒米で作った酒「結(MUSUBU)」 〜高校生が20歳になり冷凍酒開栓!!
「米」で地域を「結」実学の実践
長岡農業高校作物生産コースでは、米の栽培を学ぶだけではなく、目的をもって育て収穫した米をチームに分かれて研究をしています。4年前から始まった初年度のチームは、コロナ真っ最中で通学や実習、学校行事が思うようにできませんでした。
収穫した五百万石を玄米出荷して終わりではなく、検査の手伝い、精米、そして、酒造りをしたいとの希望から出来た酒が「結」です。
4年目に摂田屋の長谷川酒造で里帰りスタート
「結」は、第一期生が「純米酒」、第二期生が「吟醸酒」、第三期生が「純米大吟醸」と着実にレベルを上げて、卒業式に合わせて醸してきました。今年からは、長岡農業高校と同じ摂田屋地区の長谷川酒造に里帰りをして「摂田屋テロワール」として醸すことになりました。
しかし高校生なので、「お酒は20歳から」のため折角、自分達が育てた米で醸した日本酒をその場で味わうことができません。そこで、20歳になるまで凍らせて大切に保管することにしました。
そしていよいよ今年は酒造り第一期生が20歳の成人!酒蔵がバトンタッチすることもあり、タイムカプセル状態の「結」を解凍して、お世話になった方々とこれからお世話になる長谷川酒造の皆様と一緒に味わいたいと思います。
日 時:令和5年8月18日((金))
第1部:13:30~14:00
※教員・生徒は一部終了後退出
第2部:14:00~15:00
場所:ミライエ長岡3階「ミライエハウス」
内容:
【第1部】
高校3年生によるプレゼン
長農高での地域連携の紹介
加賀の井酒造から応援
長谷川酒造からの地域連携の期待
第一期生からの応援メッセージ
【第2部】
待望のタイムカプセル酒の「結」で乾杯
※第一期生(成人)が結を味わいます
懇親(長農校のマガモ米のつまみ(SUZUDERI))
参加者:
・長岡農業高校 生徒・教員(第1部のみ参加)
・連係企業 加賀の井酒造(11~33期の酒造り担当)、長谷川酒造(44期からの酒造り担当)
山﨑醸造(米醤油)、エコ・ライス新潟(米検査、精米担当)
SUZUDERI、小和紙生産組合(ラベル協力)
参加費:無料
主 催: Japan Rice Peace Project